ハイビスカス
寒い日が続きます。
東京の最低気温も平年よりもかなり低いそうで…
それでも、昔はもっと寒かったかなあ…と思うこの冬。
そんなこの冬ですが
室内に避難させておいたハイビスカスの花が咲きました。
大切に気をかけて育てると植物も花咲かすのですね。
今、海外、特に
ヨーロッパなどで「盆栽」が流行っているそうです。
2008年の頃の国内の売上げが5億円に対して
現在、海外への売上げは60億円にまでなってるとのこと。
うんと昔、ヨーロッパで浮世絵ブームになって
たくさんの価値ある浮世絵がお金がらみで海をわたって
行ってしまったようですが…
その現象を思い出したりしました。
どうやら「盆栽」の中に自然を感じ、アートを感じ
宇宙を感じる…と言う異国の方々がたくさんいるそうです。
確かに松の枝振りや、緑茂る葉ぶりは
育てた人ってすごいなぁと思いますが
何千円も、何万円もかけて買いたいとは思わず…
つまり、「盆栽」の良さなんて全くわからないわけで…
それって江戸時代、浮世絵を
「買うならこんなもんどーぞどーぞ」って売ってた人と
同じ感覚なのかな?とも思ったりします。
アートなどの文化の価値ってわからないものなのですね。
そんなこんなで、日本の文化ってあなどれないぞ、
技術も凄いかもしれないけど、文化力も凄いかも?
って思いながら、ハイビスカスの剪定しました。

2012年 辰年
新年あけましておめでとうございます。
平成24年となりました。
今年はどんな一年になるのでしょうか。
昨年の今頃も同じような気持ちでいたのですがまさか、
あんな大きな震災が起きるなんて思ってもみませんでした。
今年はどうかすごくハッピーな出来事が起きて、
プラスマイナスにはならないかもしれないけれど、
幸せな気持ちがたくさん生まれますように……
そう言うわけで、近くの神社にぶんたも連れて
初詣に行って来ました。
「東京のへそ」と銘打っている神社なのですが
三が日過ぎた四日の朝、すいていたのでゆっくりと
お参りする事ができました。
人生の折り返し地点を過ぎて来ると、
不思議なもので祈る事は「皆々が健康でありますように」のただ一つ。
健康じゃないと、そして元気で笑ってられないと、
家内の安全も商売繁盛も無意味な事に思えてきました。
境内には入れないのでじっと待つぶんたは…
何を思うのか…何か祈ってるのか?と
思いきや、視線の先はチョコバナナの出店でした…
本年もよろしくお願いいたします。

16期を迎えました。
11月1日。
キャメルスタジオは今日から16期めを迎える事になりました。
まる15年経ってその間に引っ越しが二回。
最初の新宿区の余丁町の「Musical Dogビル」では
大雪が降ってメンバー総出での雪かきや
ビルの地下が録音スタジオだったので、
いろんな有名人が来るたび、窓から皆で見たりしました。
次の、同じく新宿区内の舟町の「CAFE DAN RESORT」では、
10年前の9月11日、あの同時多発テロの日、関東は大雨で
北側の壁や、屋根から大量の雨漏りとなりました。
雨漏りと言ってはなまぬるいほど
フロアが洪水状態で、インドアなのに服びしょびしょ…
そして現在渋谷区の「NONKEY FOREST」。
今年3月の震災の際は、前の明治通りが
ビルから外に出た人でいっぱいになるほどでした。
ちなみに「CAMEL」の文字一つひとつは
英語の頭文字をとっているのですが
「Musical Dogビル」時代では
「Computers workstudio for
Adverthing,Music & Editorial Laboratory」。
「CAFE DAN RESORT」から
「the Community with Ability, Motivation,
Excitement and Liberty」。
「CAMEL」の中身が変わってるって事は
進化してるって事なんじゃないかと勝手に思ってます。
という訳で
この世に誕生した時のように、
小学校の入学式の時のように、
そしてキャメルスタジオに初めて出社した時のように
今日から心機一転またスタートをきりましょう。

木の実の頃
10月になりました。
今年も残すところあと三月…と思うと気が急いてきます。
季節もすっかり秋になり、空を見上げると
秋の薄いやわらかな綿のような雲がゆっくり、ゆっくりと流れ
夏のそれとはあきらかに様子が違います。
お散歩で行く公園は様々な木があるのですが
中でもここ数年気にいってるのが
「ラクウショウ」と言うスギ科の木です。
細い緑の糸のような葉っぱが集まっていて
夏の頃は緑のカーテンのように木漏れ日がふりそそぐ、
そんな大木です。
もうしばらくすると丸い実が茶色く色づき
下を歩くとたくさん落ちてるので、ついつい木の実拾いに夢中に…
ところが
先日、ラクウショウの木々の下を通ったら強風の影響で
まだ茶色くならない、緑の状態の実がたくさん落ちていたので…
ついつい拾ってしまいました。
写真の緑のまるいのがそれです。
左上のバラのようなまつぼっくりはヒマラヤ杉の実で
落ちる頃になると、シニア世代の人たちの争奪戦になります。
参戦するのはちょっと…なので一昨年ゆずってもらったものです
小さいのはメタセコイア、別名あけぼのすぎの木の実です。
木の実拾って歩くなんて、二十年前は想像もしなかったのに……

ほおずき
もう九月になりました。
台風も来ていて蒸し暑い日々が続きます。
35度以上の日もあった頃よりはましですが
夏はまだまだ終わりそうにもありませんね。
先月、古くからの仕事のつきあいのあった
Sさんから会社あてに
ほおづきが送られて来ました。
なんでも浅草に引っ越してたそうです。
毎日の水やりと日光が欠かせないと言う事で
家に持って来てせっせと世話をしたところ…
8月の太陽をいっぱいあびて緑のほおずきが
みるみる深いオレンジにかわって行きました。
子供の頃、母がほおずきの実をゆっくり
やわらかくして、そして芯のところから
爪楊枝で慎重に中の種を取り出して…
がらんどうになったほおずきの実の皮を口に含み
器用に「ブイッツ、ブイッツ!!」って鳴らします。
私は…はじめはうまくできなかったのですが
毎年、夏を迎えるたびに上手になって来て…
母から小言を言われた時などは
ほおずきを「ブイッツ、ブイッツ」っと鳴らして
無言?の抵抗をした事を思い出しました。
夏の思い出です。

ビブラム
はん年前くらいにTVで
五本指のスニーカーがあると知って、気になってた折、
ふた月ほど前にそのスニーカーを購入しました。
たまたま立ち寄った新宿の
アウトドアのお店で
「仕入れると出ちゃって在庫はあと一足です」と
言われたせいかもしれません。
ビブラムと言うイタリアの、
登山靴などの靴底を開発していた会社の
創業者のお孫さんが作ったそうな……。
とにもかくにもはくのが大変です。
足の指ってこんなにかたまってしまってるんだ…と
思うくらい、ちゃんとはいたと思っても
足の親指に隣の一差し指も入ってたり……
ムカデのおでかけ(知ってますか?)みたいな感じで
はくまでに時間がかかりますが
最近は慣れて来ました。
都会のアスファルトでは(裸足みたいなので)
衝撃があるけれど
山のふかふかした道では…
縄文人になった気分で野山を歩くと快適なんです。
浜辺でも足の裏も暑くならないしいいかもしれません。
何より、足の裏を刺激すると、脳にもその刺激が行ったり
体中の体液もめぐって、いいのだそうで……
薮の中、走っても平気な
ぶんたの肉球の機能には劣るかもしれないけどね。

ぶんたの誕生日
今年もとうとう半分が過ぎてしまいました。
7月1日は、飼い犬ぶんたの誕生日です。推定四歳になりました。
前に飼っていたちゃめの命日でもあります。
気がつけばぶんたとの生活もこの秋、11月でまる四年になります。
大型犬の場合、人間に例えると最初の一年で12歳としをとり
それからは一年ごとに7歳ずつ老けて行くのだそうです。
そう考えると…ぶんたはもう32歳くらいになっています。
中身が本当に子どもみたいなので、感じてませんでしたが
改めてそう、人間に換算してみると
ぶんたもいい大人なんだなぁ〜と思ったりします。
一年で7歳と言うことは……
半年で3.5歳
約二カ月で1歳ちょっと年をとって行くのです。
ぶんたにとっての一日のおもさと、人間にとっての一日のおもさ…
測ることは無理だけれど想像するに、はるかに大切な
1分1秒なんじゃないかと思いました。
そう言うわけで久しぶりにお山へ行って
放牧ならぬ、放犬?させてあげました。
野山をかけめぐるその姿は本当に活き活きしてぶんた本来の
姿を見る事ができました。
できる事ならこんな瞬間がこれからもずっと続いたらいいのに……と
山の空やカラマツの木々に願ってもみました。

こころ旅
NHKのBSプレミアムで、「日本縦断こころ旅」と言う
番組が放送されているのですが、すっかりはまってしまいました。
俳優の火野正平さんが視聴者から寄せられた
「こころの風景」の手紙をもとに、
その場所目指して自転車で旅する番組です。
今回は春の旅編で、京都から日本海側を通って北海道まで……
およそ三カ月かけての旅です。もう青森まで来てます。
日本っていろんな場所があるのだなぁと思うと同時に
旅人火野正平のゆるぅ〜い感じの旅が魅力的です。
若い方は知らないかもしれませんが、かつては
女性キラーで、そう言う人の事を例えば平成の
火野正平なんて言ったりされてました。
既におんとし62歳。
自転車が無理だと電車にも乗ります。
旅の途中、寄り道ばかりします。
神社の境内でヘビを見つけて捕まえて、ヘビに向かって
「俺の勝ちぃ〜!!!」と言ってみたり。
海でウミウシをつかまえて
「握ると紫の汁がでるんだぞ…でも、バイバイ…」って逃がしたり。
頭上に群がるカモメに向かって
「お前ら、そのフン攻撃誰に教わったぁ〜」と怒ってみたり。
出会う人に対してもどこかシャイで、ずかずか立ち入るでもなく
「火野正平じゃない?」とおばさんに聞かれても答えません。
最近のヒットは、青森で間近に迫る北海道を目前にして
「きゃぁ〜らめる拾ったら箱だけぇ〜」って歌っちゃって…
(はるばる来たぜ函館の替え歌?)
そんな旅人の人となりを観ながら、
自転車でめぐる旅って言うのは、車と違ってまた違う
楽しみがあるのだなぁ……と思いました。

つくし
連休に田舎のお墓参りに行った時のこと、
お線香のたばを片手にふと足元を見たら
つくしがはいていました。
何年ぶりでしょうか……
久しぶりに見たつくし。
子どもの頃、線路の土手に
それはそれはたくさんのつくしが生えていて
時間が経つのも忘れてつんでいた想い出があふれだしました。
つんだだけでその後どうしたのかって言うと
お水にさしたのでもなく、食べたのでもなく(食べられるらしい)
きっとそのままつんだだけで捨ててしまったかもしれません。
とにかく久しぶりに出会ったつくしに感激して
しばし、つくしをつみました。
ひと握りほどになったところで終了。
春の代名詞と言われるつくし。
童心にかえったひととき。
家に帰って小瓶にさしてみたものの、やっぱり
つくしは野にはえてるその様がイチバンなんだと思ったわけで……
