夏祭り
ついこのあいだ梅雨が明けたと思ったのに気づけばもう8月も最終日。さて、今年の夏は何をしていたかと写真を見ていたら祭りの写真が出てきたので、今回はお祭り。
8月第1週の週末は地元八王子のお祭りの開催日。物心つくまえから何度と見ていますが、見飽きないのはやっぱりハイライトの山車巡行。今年もしっかりと見てきました。龍や鳳凰をあしらった見事な木彫りの山車とその曳き手とで甲州街道は埋め尽くされます。巡行は昼と夜、1日2度行われるのですが夜は提灯と電球でライトアップされ、夏の夜の、あの独特な雰囲気と相まって気持ちを興奮させてくれます。そしてその興奮を単調なメロディーのループ&微妙な強弱のお囃子が更に煽ります。
そんな興奮も祭りのクライマックスを過ぎると、お囃子のペースダウンとともに徐々に醒めて行き、「あー、夏終わっちゃったよ」なんて気になっちゃうんですね。興奮とちょっぴりのもの悲しさが”夏祭り”なのかなー。
こちらの画像も
八王子祭りの山車たち

“放浪しちゃえば?”
島シリーズが終わってしまったので、今回はとある本をご紹介したいと思います。
偶然立ち寄った本屋さんで見つけたこの本『LOVE&FREE―世界の路上に落ちていた言葉』。“放浪しちゃえば?”なんて、ものすごいインパクトありません? このキャッチ。思わず手にとってそのままレジに向かってしまった。この本には、著者の高橋歩が南極から北極まで気の向くままに十数ヵ国を旅して歩いた、約2年間の世界一周冒険旅行の記録されています。なにがすごいって、この人、会社もやめて結婚したばかりの奥さんとふたり、気の向くままのNO PLAN旅行に出ちゃうのです。そのバイタリティというか、勇気というか、この無謀さがすごい! そして、本に載ってる写真がまたいいんですよー。ホントに海外の何気なーい日常を切り取ったような感じで。ヴィジュアルだけで楽しめるので、活字が苦手な人にもオススメ! 読んでると旅に出たくなってしまう。。。…ということで、あたしもしばらく旅にいってきまーす。

太陽の帝国
そうそう、こいつの存在をうっかり忘れておりました。生涯見た映画の中で1,2を争うほど好きなのが、この「太陽の帝国」であります。
監督・スティーブンスピルバーグ、出演・ジョンマルコビッチ、伊武雅刀、ガッツ石松ほか。
舞台は中国上海、そこに住むイギリス人の子供が主人公です(ゼロ戦が大好きな変わったガキ)。そんな中日本軍が上海に乗り込み占領、その少年は日本軍に捕まってしわうわけです…
スピルバーグが描きたかったのは「少年の目から見た戦争」ということらしいです。それがものすごくよく表現されていて、見終わったあともいろいろとシーンを回想しながら「んー、そういうことが言いたかったのか」などと考えさせられます。
この手の映画でなかなか熱く語り合える相手がいませんのでぜひ観てください。

トラ・トラ・トラ!
これは日本で最もヒットしたとも言える戦争映画であります。1941年12月8日の真珠湾攻撃、つまり太平洋戦争の始まりを題材にしたもので、最近だと「パールハーバー」という同じテーマの映画がありますね。そっちよりも、こっちのほうが断然面白いです。
まず、CGを全く使っていない。当然戦闘機や戦艦が出てくるわけですが、ホンモノをわざわざ作って(実際にはアメリカの練習機などを改造して作ったらしいです)超低空飛行や空中戦を実演、かなりリアル感があって迫力満点です。
また、日米合作ということもあって、お互いの立場から公平に史実をとらえたシナリオも非常に納得のいくものになっています。もともとアメリカとの戦争に消極的であったと言われる山本五十六連合艦隊司令長官が、真珠湾攻撃を大成功させたのち「眠れる巨人を起こし、奮い立たせたも同然である」という名言をはいて終わる運びなど、ニクい限りです。
キャストもいいですね。南雲忠一海軍中将に水戸黄門(東野英治郎)、空母赤城の飯炊き兵に寅さん(渥美清)など、おなじみの方々が多数出演しています。

太平洋奇跡の作戦 キスカ
バンド・音楽ネタから一転軍事ネタ、みなさんますます引いてると思いますが、続けます。
軍事関係は本も読みましたが、映画も漁るように見ました。中でも秀逸なのが、この「太平洋奇跡の作戦 キスカ」であります。
たぶん「どんな内容か」「どこが面白いのか」というのを書き出すとトンデモない長さになりそうなのでやめときます。
(うちの若いヤツ誰かをとっつかまえて飲み会の際にでもしゃべくりまくろうと思いますのでお楽しみに)
「キスカ」とは太平洋の北側に位置するアリューシャン列島に実在する島の名前。昆虫怪獣や殺虫剤みたいな名前ですが、違います。
主役はあの三船敏郎さんですよ。脇役に加山雄三さんも出てきます。ちなみに女性はほとんど出てきません。
しかし、映画界の定説として、「男しか出ていない映画に駄作無し」というのがあるそうです(故・淀川長治先生の名言とか)
ずいぶん前の話ですが、父親に勧めてビデオを貸したら、観るたびに涙が出たと言ってました。10回は観たそうです。

パナマ運河を破壊せよ 著:檜山良昭
「航空母艦」というのは、もともと飛行機を離発着させる場所(滑走路ですね)を船の上に作っちまえ、という発想から生まれたもので、ようは海の上の空港なわけですね。そうすれば遠く離れた敵地に航続距離の短い戦闘機でも参戦させることができる、とかいろいろ利点があるわけです。戦争の主役が戦艦から航空機に移った第二次世界大戦ごろから重要な兵器として注目されるようになりました。
このあたりに興味があって(言っておきますが、決して戦争が好きなわけではなく、あくまでも軍事という概念における戦略・戦術というものがビジネスにも通ずるものが多く、仕事に役立つことが多々あるからであります)、いろいろな書物を読みあさりましたが、航空母艦まわりで最も「へー」と思ったのが「潜水空母」というシロモノ。
航空母艦は当然海の上を移動しますが、「潜水空母」とは敵に見つからないように飛行機を積んだまま海底に潜らせる…つまり潜水艦にしちまおう、という超クレイジーな発想から生まれた兵器です。もともと日本軍が考案したものらしく、日本本土から海底をズンズン行って、パナマ運河でアメリカ軍を叩こうという作戦をマジで考えていたそうで。完成する間もなく戦争は終わり、試作艦はアメリカに没収されたと言われています。
潜水空母という発想は、飛行機を積んだ潜水艦というだけでなく、何ヶ月も海に潜ったまま航海する、という点が後に評価されました。普通の潜水艦では到底パナマまで潜ったまま行けるはずがなく、それだけの燃料を積めるというのが大前提だったわけですね。実はここから「原子力潜水艦」というアイディアが生まれたそうで、それもまた驚きです。
さて、この「パナマ運河を破壊せよ」という小説は、「もし日本がこのバカげた兵器を完成させて、ホントにパナマ運河を攻めに行ったら」という、いわゆるイフ・フィクション戦記であります。光文社から出ています。面白いです。

『同じ人間…??』
久しぶりのDIARYです。。 2ヶ月くらい前に、めでたく競馬場デビューを果たしたので「よし!今回は馬ネタだ!」と思ったのですが、こないだレオナルド・ダヴィンチ展に行ってみたら予想以上にパワーを貰ったので、そっちでいこうと思いますっ!
さて、今回の展覧会の目玉商品である『受胎告知』ですが、会場の入り口には「20分待ち」というプラカードを持った係員さんが立っていました。
空港並みのセキュリティーチェックまであって… さすが天才ダヴィンチさんの作品ですね。てっきりディズニーランドのアトラクション待ちかと思いました。。。
でも待つ甲斐はあって、絵からとてつもないパワーを感じた気がします。
吸い込まれるような感じで、独りで30分くらいぼぉ〜と絵の前にいてしまいました。(…決して芸能人に遭遇した時のようなミーハー的な感覚ではなかったと思います。。)
というか、500年くらい前に描かれた絵が、こ〜んな異国の地で公開されて、しかもお目にかかるための大行列まで作ってしまう。よく考えるともの凄い事ですよね。
しかも、機械でも宇宙人でもない、自分と同じ一人の人間の手から生み出されたものだと思うと… 。。。
彼の多才ぶりはご存知の通り。芸術に留まる事なく、天文学に物理学に建築学に解剖学に…
解剖学に至っては、研究に熱中し始めたのは58歳になってからなんだそうです!
最近たまに「もう若くないからなぁ〜」なんて思ってしまう自分はホントにダメダメですね。。もっといろんなところにアンテナを張って、もっともっとイロイロ勉強しないと人生もったいない!
…と非常に単純な脳ミソの持ち主である私は、タップリと刺激を貰って帰って来たのでした(笑)
おしまい。

ロッキー・ザ・ファイナル
久しぶりのDIARYです…自転車の旅は腰痛と寒さに負け最近乗ってないので、今回は映画の話でも。
先日、といってもだいぶ前ですが、今週末公開の「ロッキー・ザ・ファイナル」のジャパンプレミア試写会に行ってまいりました。
六本木ヒルズへ。
スタローン本人が登場するということで警備の数が多く、ものものしい雰囲気。
スタローンが登場すると大歓声が!ハリウッドスターオーラ!
髪が伸びてランボー風でした。60歳とは思えない体つき。還暦ですよ!
余談ですが尊敬してやまない高田純次氏還暦です。恐るべし…。
映画はストーリーうんぬんは置いておいてとにかく熱い内容でした。
60歳のおじいちゃんが身を削ってボクサー役を演じているというだけで熱いものがこみ上げてきます。
試合の場面は、例のごとく大味でむちゃくちゃな感じですが鬼気迫るものを感じました。
観るのではなく感じる映画です!
1を観て予習してから映画館に行くことをお勧めします。
試写終了後に配られた一輪のバラに添えてあったメッセージ。
「どんなに強く打ちのめされても こらえて前に進み続けることだ 決して諦めずに byロッキー・バルボア」
というわけで最近駅ではなるべく階段を使うようにしています。

アートの世界って…
2007年1月21日、六本木にステキな建築物が登場しました!
日本で5番目の国立美術館として新設された、「国立新美術館」です。
オープンから一週間、どんなもんかと早速偵察に行って来ました!
現在は開館を記念し、その名もズバリ『国立新美術館開館記念展「20世紀美術探検-アーティストたちの三つの冒険物語-」』を催しています。(タイトル長いですね。)
どうやらこの展覧会は、「もの」と「生活」をテーマにしているみたいです。
「物」の溢れる20世紀に活躍したアーティストたちの多種多様な作品が、絵画や彫刻の域を超えて大集合しています。
私の脳みそレベルがさほど高くないせいか、「???」的な作品もチョコチョコありました。
でも、そんな意味不明な作品ほど観ていて楽しかったりするし、観ている側の想像力をかき立ててくれます。
そんな愉快な作品たちの中から印象的だった1つをご紹介します。
ボロボロのピアノに、これまた壊れてるんじゃないかって感じの部品でつくられたシーソーみたいな機械が鍵盤の上に施されている「作品」です。
このシーソーロボットがランダムに動くもんだから、ピアノが可哀想な感じで音を奏でます。
ピアノといえば美しい音色が魅力なのに、このピアノの音色は「ポロ〜ン♪」ではなく、「ヂャーーン」とか「バァーーン」とか「ピーンッ!!」でした。
会場に響き渡るその音は、イタズラッ子がやりたい放題に暴れている感じでした。
そのボロボロのピアノの天板の上には丸いワクがたくさん積み重なっていて、その1つ1つの中に、古~い西洋人形が置いてあります。 ……しかも、首だけだったりします。
展示室が明るかったのが救いですが、実際メチャメチャこわかったです。
あれは、お化け屋敷とかに置いておくのが正解だと個人的には思います… が、何故か気になってしまい、しばらく観いってしまいました。(それも狙いなんですかねぇ。。)
10人いたら10人の価値観が違うように、アートの捉え方も人によって(生み出す側も、観る側も)違うんでしょうね。
だから、「どこからどこまでが芸術なの?」って考えるのは間違っていて、どう見ても単に丸めた紙が落ちているようにしか見えないモノでも、作った人が「アートだ!」と言ったらその時点で、それは芸術作品に変身するんでしょうねぇ。
アートの世界って深いですねぇ~。。
こんな楽しい作品達の展示してある国立新美術館ですが、美術館自体が、「芸術作品」でした。
外壁面はカーテンのように波をうったガラス張りで、近未来を思わせます。そんな外観もミモノの1つですよ!!
ちなみにロゴデザインは、「佐藤可士和さん」が手掛けています。
国立新美術館は、特定の美術品を所蔵せずに、数多くの展覧会を提供していくそうなので、また時間のある時にフラァ〜っと訪れたいなと思いました!
▼『国立新美術館』
http://www.nact.jp/index.html
